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キノコ狩りでの出来事 (その4)

キノコも採れないと、つい奥へ奥へと入ってしまう

この日もそうで有った

日は西へ傾き、時計を見ると3時を過ぎていた
引き返さないと道中間違いなく暗くなる

林道へ出るまで2時間はたっぷり掛かる・・・
そう思いながら歩いていると、
50~60メートル下の方から(傾斜は70度程ある)
カァ~ン、カァ~ンと
木を切るような音が聞こえてくる

山師が来てるのだろうか・・・?
しかし、この場所まで来る人は殆んどいない
ルートも唯一南から入る1本のみ有るが
容易ではなく3時間は掛かる

木を切ったとて、林道へ出す事も出来ないはずと思っていると
今度は猛獣が吠えるような声に変り

グゥオ~グゥオ~、ギャッギャッ、ブヒ~ブヒ~、ウォッウォッ と
聞いた事のない声となり、その声が山中に響き渡る

私は呆然と立ち竦み、その鳴き声を聞き
余程大きい動物だろうかと思ったが
この原生林ではイノシシぐらいで、他にはいないはずと思ってはみたものの
下の方で不気味な声がする

やはり山師でなかった

一体何だろうか・・・?と考えていると
吠えながら、私の方へ上がって来るではないか!!

一瞬、ドキッ!!とした
よし、来るなら来い!と、
何物か分からないので、私も興味津々で有る
所が上がって来るのが遅い

ゆっくり・・ゆっくり・・・唸りながら
一歩一歩上がって来る
近付いて来た!唸り声も止む

私は息を止め、腰鉈に手を掛け待つ
心臓がドキドキする・・・
変だ、間違いなく近くに来てるはず!
動きがない、何処だ!
心の中で「早く出てこい!!」と呟くと、
その時、2メートル程先に真っ黒い物が短い足で立ってる

なんじゃこりゃ!?

私はそれを見てコケた

鳥であった
体を真っ黒に変色させ、羽を立て
私を じぃ~~~~~っと見てる

私は一言声を掛けた
「あの声は、オマエか?」と。

すると、真っ黒の羽が茶色に変り
立てていた羽も元に戻した
ヤマドリの雌で有った

一時私の方を見ていたが、
又ゆっくりと下の方へ戻って行った

後で野鳥の会に聞いたところ
子供がいると恐ろしい幾つかの声を出し、威嚇をするとの事で有った

私はヤマドリは声を出さないと聞いていたが
とんでもなかった

私がこの日も奥へ奥へと行くものだから
これ以上奥へは行くなと
山の神様の告げで有ったのかも知れないと、私は後で考え
緊張の1日で有った

↓↓メシマコブ:高さ10メートル以上の所で生えてる↓↓
20100521 003.jpg

↓↓照葉樹林で咲くミツバツツジ↓↓
20100521 001.jpg

20100521 002.jpg
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